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【本】 土光敏夫大事典 池田政二郎編

  • 2007-10-13 (土)
土光さんという人は、昭和の歴史に残る、無私を貫いた経営者である。 

Amazonでは古い本でも、入手可能なところが、大いなる価値である。 昭和人間記録 土光敏夫大事典には、土光さんの経営者としての活動が描かれている。 やはり、現場、率先垂範、そして合理思考、きちんと仕事をしてきれいな引き際。 生きる上でお手本になる人だと思う。

この編者がまとめた、土光敏夫30の遺訓

01 頭を使うのにコストはかからない
02 「動く」のではない、「働く」のだ
03 意識改革はまずトップから
04 「尊敬」ではなく「信頼」こそが大切だ
05 若い人との接触を怠るな
06 組織はピラミッドではなく、宇宙系型であれ
07 決定事項のチェックを忘れるな
08 スタッフはラインのよきサービスマンたるべし
09 「自分の時間」は自分で管理せよ
10 自然の法則に合わせて生きよ
11 身辺を飾りたがる者に本物はいない
12 「食」は必要最小限摂取すればいい
13 苦労を体験して”地力”をつける
14 若者の力を信じ、鍛え、指針を与えよ
15 一日全力、きょう一日に全力を注げ
16 「観の目」つよく「見の目」よわし
17 困難から逃げるな、みずから求めて問題を掘り起こせ
18 事大主義、形式主義のトップは去れ
19 「資本金」ではなく「資本人」である
20 横着人間になるな、やれることはどんどんやれ
21 既成概念を捨て、発想の転換をはかれ
22 匹夫といえども志を奪うべからず
23 退き際の美学を持て
24 「大国の興亡」のテツを踏むべからず
25 独創力なき者に明日はない
26 子供は父親の背中を見て育つ
27 付和雷同型の組織に発展は望めない
28 労使問題に駆け引きはいらない
29 人生の最終テーマは「死に際」にある
30 社会は豊かに、個人は質素に

こうして並ぶと、土光さんがいかに「自分」を考えていたか見て取れる。 人生の節目で読むいい本である。

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