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【TOPICS】 Mail in Rebateは空手形

米国の販売の仕方は、日本と大きく違う。 mail in rebate の実態

まずは、Mail in Rebateという仕組みについて説明すると、購入価格に対して、あとで、領収書と商品の箱についているUPSバーコードを切り抜いて送ると、後で現金が戻ってくるというものである。 私が以前勤めていた米国の会社では、製品(当時はFloppy Disk)が、Mail in Rebateのため、タダで売られることが起こった。 すなわち$20の商品に対して、Mail in Rebateで$20が戻ってくるわけである。

こんなお得な方法は、すべて販売店ではなくメーカー負担で行われる。 だから販売店は痛くもかゆくもない。 実際の応募はというと、せいぜい20%がいいところである。

 

シリコンバレーでは、丹念に価格の追跡をしている方がいる。 私は直接お目にかかったことはないのだが、このブログはリベートやクーポンの仕組みが実情に即してかかれているので、とてもためになる。 題して、底値生活シリコンバレー

でも、今日はMail in Rebateをやっていたシリコンバレーの会社へのリベート請求の封書が、会社のそばのゴミ捨て場に開封されずに大量に捨てられていた話が出ている。 ビジネスレベルとしては最低であると、記者もかんかんに怒っている。 読者通報制度のおかげの記事である。
私の経験でも何回かMail in Rebateを送って、Rebateをもらったものもあるし、もらってい無いものもある(と思うほど、記憶に残っていないのだが)
この記事を読んで、さもありなんと思ったのは、多分私だけではないと思う。

最近は、Rebateの封書を作るのが面倒なので、Rebateがなく、安いところで買うことにしている。

これはおまけの写真だが、Fry'sという電気機器販売屋さん(といっても、店が秋葉原状態のでかいShopであるが)の広告。

FryADAug0707.jpg

良く見ると、USB Flash MemoryでMail in Rebateを計算しているが
4GBは 42.99-20=22.99で正しい
1GBは  14.99-7=24.99 で計算も間違えているし、1GBが4GBより高くなっている。

そんなわけで、Mail in Rebateの扱いは結構いい加減で、空手形に近いかもしれない。

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