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【CES2010】Technologyが経済を活性化するというメッセージ

  • 2010-01-10 (日)
今年のCES(Consumer Electronics Show)のメッセージは、Technologyが経済を救うであった。

CES3D01.jpg今年のShowのKeyノートを務めた主催団体のCEA(Consumer Electronics Association)のCEOであるGary Shapiro氏のメッセージである。
ネットワーク装備で、41MPG走るエコカーであるFord Taurusに乗って現れた Shapiro氏は、Innovationこそが危機を乗り切るために重要な要素であり、CESの果たす役割は大きいと強調した。(写真-1)

 

 

 

そして、今年の消費者向け電気製品の売上げは昨年より良くなるという予測も発表した。(写真-2)CES3D02.jpg

 

 

 

 

もちろん、消費者家電の環境配慮もするし、良い製品を判定する基準の制定を積極的に進めてゆくと述べた。(写真-3)CES3D03.jpg

 

 

 

 

続いて出てきたのは、米国自動車業界で自力経営を維持しているFord社のCEO Alan Mulally氏
自動車業界も、Internet接続やSocial Mediaの影響を大きく受けている。同社の調査では、消費者の40%近くが購入の際にそれらの装備があるかどうかを選択基準にしているという。
FordのTaurusはMicrosoftのSYNCというシステムを導入し、Internet接続を可能にし、運転機能だけでなく電話やラジオの選択も音声認識で行わせることができるという。
今急成長をしているTwitterも車内で音声聞き取りができる装備になっているという。(写真-4)CES3D04.jpg

 

 

話題の3D TVは日本と韓国の総力戦に近い状況であった。
3D TVの展示会場入り口には、Samsung社の大看板(写真-5)CES3D08.jpg

 

 

 


会場内ではPanasonic社の大ブース(写真-6)CES3D06.jpg

 

 



韓国LG社も大きなブースで3Dを紹介 (写真-7)CES3D05.jpg

 

 

 


こちら、Mitsubishi電機社の3D TV体験ゾーン。行列が途切れることなく見学者が続く。(写真-8)CES3D07.jpg

 

 

 

会場の雰囲気は、この不況を乗り切るためにCESの主催者と参加企業が、業界を上げてInnvationを製品化しようとしている意志が隅々まで浸透していた。
3D TVは久々に日本が主役の場に立てるチャンスだと感じた。

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