- 2007-11-11 (日)
- Business Intelligence | Knowledge Management | Optimization | インターネット | シリコンバレー | ネットワーク | ビジネス | ブログ | 最適化
Internetが商用に開放され、NetscapeというWeb Browzerが出来上がり、そしてIntelがPentium Chipを上市した。 ここまでシリコンバレーの企業の話。 そしてMicrosoftがWindows95を発表したのも同時である。 パソコンというツールが、Internetにしっかりとつながれた時代である。 そしていろいろな可能性が模索され、試され、あるものは消え、あるものは発展を遂げてきた。
今では、それらの時代はWeb1.0というくくりの中で語られるようになっているが、手元のPCの中でのS/Wの話が、いまやWebサイドでのS/Wの話へとシフトしてきている。 それがWeb2.0の大きな流れである。 特に大きな変化は、多くの人がつながるSocial Networkという動きである。 米国ではMySpaceやFacebookに大きな価値が見出されている。 同じ流れの中に、Open-Sourceの考え方も入る。 みんなで作ることが、いいコミュニティーを作ることにつながるから、一緒にやろうね、という流れである。 Croedsourcingは参加者の知恵を集めた(ビジネス)活動を指す。
個人的なことで見ると、1995年に米国に来てから、米国サイドからのインターネットやビジネスの発展を見ることができたのはとても幸運なことだと思う。 (日本は不幸なことに、失われた15年だといわれているのと比べても) そろそろ、参加型で、一人一人の、持てる力を発揮する場が作り出せる状況になってきた。 やはりそこには、Challenge精神が必要であるけれど、情報を知識に変えるには、沢山の人の力が必要である。 集団知を生かす素材と仕組みに対するアイデアが必要だ。 シリコンバレーは再び挑戦者達が、動きはじめている。
私はWikipediaを使っているが、一ヶ月もたたないうちに、内容が大幅に変わってゆく例も散見される。 Crowdsourcingが、Activeである証拠である。 すごい時代になったものだ。 これを、どうやって使いこなすか、他人任せだけでは済まされないと思っている。
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- 【SV】 CrowdSourcingの時代 from 八木博のシリコンバレービジネスブログ