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【復刻】 040 フィットネスとラニーニャ 19980615

今日は、最近はじめたフィットネスについて、ご報告します。実は、今年の3月からある種のダイエットをはじめまして、現在9Kgの減量を達成しました。それに合わせて、以前からやっていたジョギングのほかに、フィットネスなどもはじめました。シリコンバレーの中で生活する人達の健康管理という観点から、感じたことなどまとめてみます。

 

6月でも寒いシリコンバレー
今年のシリコンバレーは6月でも朝晩が寒いのです。私はジョギングのときには長袖のシャツとウィンドブレーカで出かけます。しかし、たいていどんよりした天気で、体が温まるまではうすら寒いです。これは、ご存知エルニーニョの影響ですが、そのエルニーニョ現象もほぼ終息したと発表されました。それでもまだ、晴れ渡ったカリフォルニアの空は、あまりお目にかかれません。そして、今年の6月の日中の最高気温は昨年の6月より6度(摂氏で)低いという観測結果が出ていました。今年の秋には、エルニーニョ現象ではなく、それよりもスケールの小さな「ラニーニャ現象」が天候に影響を与えるであろうと予想されています。ラニーニャはエルニーニョの妹に当たるそうです。また、雨の日が多くなるのかもしれません。晴れた日にするジョギングが気持ちが良いのですが、なかなか好天には恵まれない年になりそうです。しかし、私のなまくらな身体には、ジョギングだけでは不十分なようなので、更にエクササイズをすることにしました。いろいろ調べては見たのですが、どうやら、フィットネスクラブが良さそうです。YMCAは地域の人の交流や、スポーツ、健康増進のために各地にそのような設備を沢山持っています。そのほかにももちろん、会社組織のフィットネスクラブも沢山あります。

24時間営業のフィットネスクラブ
私は、近くの24Fitnessというところに入りました。会社からも家からも車で5分というのが魅力です。YMCAの施設に通うことも検討しましたが、通うには交通渋滞のハイウエイを通らなければならないことなどが問題となりますので、近くの施設にしました。入会金と毎月の会費で合計400ドル支払いました。入会金は50%割引といっていましたから、やはり競争が激しいのだと思います。シリコンバレーにいる人々は、仕事も忙しいですし、ストレスのたまることも多いので、自分の健康管理には気をつけている人が多いように思います。例えば、こちらに来てから街中を車で走ると、ジョギングをしている人の姿を良く見かけます。これは、東部の街に住んでいたときと大きく異なっています。気候が温和で、活動しやすいことも大きな原因だと思いますが、沢山の人が楽しんでスポーツをしているのを実感します。(ただ、自転車をこいでいる人は、ほとんど皆、レーサーのような格好で、目いっぱいスピードを上げています。これは、初めは異様に見えました。)
私の入ったフィットネスクラブの特色は24時間営業という点です。すなわちどんな時間に行っても、フィットネスができるのです。夜中も、早朝も使える、なかなかいいアイデアだと思いました。また、全米に170箇所のチェーンクラブがあるのも魅力でした。クラブの施設としては、小さなプールとマシントレーニング機、ラケットボールという壁打ちテニスのコートから成り立っています。私の目的は水泳で、そこそこの距離を泳ごうというものです。しかしほとんどの人は筋力トレーニングが中心で、ざっと見て80%以上の人はマシントレーニングのためにクラブに通っています。

ビタミン剤、健康食品
このフィットネスクラブに来ている人は、若い人が圧倒的に多く、男性と女性の比率は6:4くらいです。このようなフィットネスクラブが車で10分位のところに5-6軒あり、どれもそこそこ繁盛しているので、定着したビジネスになっています。そこではビタミン剤とか、健康食品の紹介や販売が行われています。また、専任の指導員がマシントレーニングの負荷や頻度の設定に相談にのってくれます。そして、近くには健康食品、有機食品のお店があります。どこも、普通のマーケットとは少し異なる品揃えですが、固定客がしっかりといるようです。このあたりが、カリフォルニアのカルチャーなのかもしれません。詳しい価格比較をしたことがありませんが、普通のマーケットで売られているものの値段と比べて、1.5倍程度の価格差ではないかと思いました。米国では有機食品の基準が明確だということもあるようですが、それでも更に基準をはっきりさせようという動きがあるそうです。
売上としてはまだ、大きくないそうですが市場は年率2桁で成長でしているそうです。

いつが混んでいるか
このクラブが混んでいるのは、やはり退社後です。それぞれに、自分のプログラムをこなして、シャワーを浴びて帰って行きます。こちらでは車で通勤ですので、アルコールのために退社後集まることなどありませんから、人々はそれぞれに散って行きます。

米国でのフィットネスビジネスの限界
米国は沢山食べて沢山運動するという、エネルギー多消費型の構造になっています。しかし、もう一度振りかえってみると、少なく食べてほどほどの運動というのが、時間的にも、エネルギーの効率からもより好ましいと考えられます。ですから、このフィットネスビジネスは、ライフスタイルに依存する部分が大きいと思います。昨年、米国で通常の肥満の範囲に入る人が過半数になったという統計を見ましたが、これは、標準を変えるのか、あるいはライフスタイルを変えるのか、という選択を迫っているように思います。これは私の独断なのですが、これに対しては、一人一人が、今何に困っているかということを認識した上で、市場原理が働くと思います。それは、生き方とつながった面白いものになるように思います。

 

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