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【復刻】 113 米国独立記念日 20000708

July 4thは米国独立記念日である。この日は、会社は休みであるし、その夜には独立を祝う花火大会もある。今年は、久々にサッカーの試合とその後に続く花火を見に出かけた。この季節、シリコンバレーは薄ら寒い。3週間ほど前に日中の最高気温42℃を記録したが、現在は日中でも20℃程度で朝晩は15℃位だから、長袖がちょうど良い。そんな中、MLS(Measure League Soccer)に出かけた。San Jose Earth Quakeというチームが、地元のプロサッカーチームである。MLSは全部で12チームのリーグで、米国での大人の間の人気はいまいちという感じではあるが、子ども連れのファミリーが数多く観戦に来ていた。一時Earth Quakeにカズが移籍してくるといううわさがあったが、いつのまにか立ち消えになった。チームはオリンピック出場選手を抱えてはいるがレベルはあまり高くはないようだが。試合は、米国国歌の斉唱から始まり、Quakeが押し気味ではあったけれど、Kansas Cityの守備に阻まれ引き分けに終わった。

街中でも花火
この日のメインは、試合後の花火である。サッカースタジアムの北側で花火が打ち上げられる。9時半、やっと日が暮れて暗くなってしばらくしてからの時間である。気温は既に15℃以下であり、長袖でないと寒い。日本での花火に慣れた目には、やや小ぶりなことに気がつくが、約20分位、途切れることなく打ち上げられるのは、とてもきれいだし、退屈させない。サッカースタジアムの花火が終わってから車で帰る途中、San Joseの街中でも花火が上がっているのが見えた。以前住んでいた米国南部の街では、ビルの間でも、花火を打ち上げていた。ビルの壁に花火が映って見えるのはとても不思議な感じがしたけれども、きれいであった。そんなことを思い出しながら、San Joseの街中を通りすぎた。

家庭で花火はできない
米国は、裸火についての規制が厳しく、たき火などは勝手にはできない。家庭の中には煙感知器があって、異常を知らせるシステムを入れることが義務づけられている。以前住んでいた南部の街では煙感知器が鳴ると、消防署に直結されているため、家の中では焼き肉ができないとか、焼き肉レストランが無いとか、生活の中に影響の出る部分があった。独立記念日は、そんな中で行われるので、花火を見る貴重なチャンスになる。そんなに広くも無いシリコンバレーで、花火の開催場所が何箇所もあるのは、街中で打ち上げられるという条件があるためで、日本での河川敷きを利用した、「玉屋!」の花火と比べると迫力はかなり劣るけれど、それなりに休みの日のイベントとして、楽しめる催しになっていると思った。帰りがてら、独立記念日はいつも寒さを感じる、シリコンバレーであると、今回も実感してしまった。

 

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