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【政策誘導】 電力販売減の電力会社のインセンティブ

インセンティブは、産業の行く先を変える可能姓を持つ

最近、COSTCOという、会員制ディスカウントショップで、省エネ電球がすごく安い。 PG&Eというエネルギー供給会社のインセンティブ(リベート金)が付いているから。 もともと1個当たり1.5ドルくらいの定価の品であるが、インセンティブがつくとそれが0.4ドルくらいになる。 (要するに一個 数十円で省エネ電球が買える)  省エネ効果が、従来の電球の1/5くらいであるから、消費者はダブルで採用を考えるわけである。 しかしこのカラクリの中味は、政策誘導の結果で、電力会社にとっては、今後の経営方針に大きくかかわってきている。

実はこのインセンティブが政策誘導になった理由については、最近日本の官庁からこちらに赴任したばかりのTさんに宿題として考えてもらっている。 Tさんは、以前赴任していた人たちと大きく違って、シリコンバレーのいろいろな会合にサンフランシスコからはるばる参加してくれる「現場を見ることの好きな」「見所のあるひと」である。 彼のことだから、いい答を出してくるだろう。  ところで、皆さんも答を考えてみませんか? 政策というのが、柔らかい頭で考えると、国民を裏切らないことがわかります。

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